データハイライターを使ってサイトを正しく認識してもらう
最終更新日:2014年2月7日
データハイライターは、サイトのデータをGoogleに認識させやすくするためのタグ付けをするツールです。この作業は直接、検索順位に影響するものではありませんが、Googleにサイトデータをより正しく認識させるのに役立ちます。
目次
データハイライターを使うメリット
データハイライターを使うメリットには次のようなものがあります。
コンテンツを正しく認識してもらう
ウェブページは、メインコンテンツである記事とサブコンテンツのヘッダーやサイドバー、関連コンテンツ、フッターで構成されています。たいていの場合、Googleはどれがそのページのメインコンテンツなのかを正確に把握します。
しかし、メインコンテンツのボリュームが少なかったり、画像が極端に多い場合、Googleはサブコンテンツをメインコンテンツと認識する可能性があります。データハイライターを使えば、メインコンテンツを指定することができるので、このような誤解は無くなります。
簡単にできる
データハイライターを使うとHTMLの変更を行わずにタグを付けることができます。また、コードに関する知識が無くても使いこなすことができます。
リッチスニペットのマークアップになる
コンテンツのタグ付けは、リッチスニペットのマークアップにもなります。リッチスニペットとは、検索結果に表示されるスニペットより多くの情報を表示させる拡張機能のことです。
例えば、下の検索結果では星マークの評価とレビューがついています。データハイライターを使えば、この部分のマークアップを簡単に行うことができます。
リッチスニペット表示の判断はGoogleが行います。すべてのサイトで表示されるわけではなくサイトの評価が一定以上になると表示されます。
データハイライターの使い方
データハイライターは、ウェブマスターツールサイドバーの「検索のデザイン」の項目にあります。「ハイライト表示を開始」ボタンをクリックします。
次に表示された画面にサイトの代表的なページのURLを入力します。次にデータタイプを選びます。
- イベント
- ソフトウェア アプリケーション
- テレビ番組のエピソード
- レストラン
- 商品
- 地域のお店やサービス
- 映画
- 書評
- 記事
次に、このページだけタグ付けするのか、他のページのタグ付けをGoogleに行ってもらうのか選択します。
次の画面からタグ付けの作業を行います。データタイプが「記事」の場合のタグ付け項目はタイトル、著者、公開日、画像、カテゴリ、平均評価の6つです。この項目はデータタイプによって異なります。
ページ上でクリックやドラッグすると、コンテキストメニューが表示されるので、その中から適切な項目を選択します。
選択していくとサイドバーのマイデータアイテムの項目に反映されます。記事の場合、必須項目は「タイトル」のみなのでその他の項目は省略しても構いません。
完了ボタンを押すと、次の画面でデータハイライターが自動でタグ付けするページを示してきます。今回の場合、basicというカテゴリのページのタグ付けを自動で行うようです。
「ページセット作成」ボタンを押すと、データハイライターがランダムに選んだ4ページでタグ付けを行った結果が表示されます。それらのページが正しくできているのか確認します。たまに間違えてタグ付けをしているのでシッカリ確認するようにしましょう。
最後に「公開」ボタンを押すと完了です。タグ付けは次回クローラが来た時に有効になります。
構造化されているかチェックする
作業後1~2週間すると「構造化データ」のデータタイプに新しく「Article」という項目が追加されました。
「Article」をクリックすると構造化の状況が確認できます。着実に作業が行われているようです。
表の「ページのURL」をクリックするとそのページの構造化の状況を確認することができます。
その他にGoogleが提供している構造化データ テスト ツールを使って構造化の状況を確認することもできます。
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